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生産管理体制

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1990年代までの生産方式は同一大量のロット生産が主流で、 大量に製品が売れた「作れば売れる」時代の方式でした。

しかし、多様化するニーズにロット生産では、製品・部品の売れ残りをつくり出し、材料費、加工費、当然それに費やした労力までもムダにし、競争力を失ってしまいます。このムダを無くすため「確定受注生産」方式を取り入れ、お客様から注文があった時に注文された数量だけを生産する、すなわち「お客様が必要な時に必要なだけつくる」生産方式に切り替え、製品在庫を持たずに加工、組立後即出荷できる方式に切り替えました。 以下に各工程の取り組みを紹介します。

購買:「ロット注文」より「かんばん発注」「MRP発注」に切り替え、生産の増減に応じた効率的な購買方式に変更しました。
加工:機械稼動効率を上げるためシングル段取り( 段取り時間を10分未満) の比率を上げ、多能工化を実現しました。

製造:「ロット生産」より「一個作り生産」に切り替え、仕掛在庫の削減、物の停滞のムダを徹底的に排除し、工場レイアウトも見直しスリム化を行いました。

設計:「競争に負けない製品づくり」を目指し、製品の品質アップ、生産効率アップを実現しました。

営業:受注平準化による生産平準が「品質の安定」と「原価低減」に大きく寄与することより、受注平準化に取り組んでおります。 このように、ムダを少なくすることで、より良い製品や適正な価格で提供できるようにすすめています。