ファインキューブではセンサの能力を最大限に引き出すためにvolumeを細かく分割しています。
volumeをXYZ方向にそれぞれ512分割しており、このときのスライスピッチは、標準撮影で144μm、高解像度撮影で99μmです。3D画像をリアルタイムに自由に動かすことができるので、骨の形態や奥行きを容易に把握できます。
そして、ウィンドウレベルを操作することで、下図のようなさまざまな画像も簡単に得ることができます。今まで自分の骨の状態を知ることができなかった患者さんにとっても、ひと目で理解することができ、新しいコミュニケーションツールとしての活用もできます。
画像を確認するためのクロスバーを自由に動かし、角度もリアルタイムに変更することが可能です。
クロスバーとは2D画面内に表示されている十字の線です。この線が各断層位置に対応しています。線の位置や角度を変更することにより目的断層の抽出を簡単に行えます。また、下図のような撮影画像に垂直な断層画像だけでなく、歯牙に対して垂直な断層画像もリアルタイムで確認することができます。
ガイドによるナビゲーション機能とCCDカメラで位置付けも簡単に行えます。
これにより撮影時間も短縮され、患者さんの負担も軽減します。
親しみやすいデザインの画面構成で操作はとてもシンプル。撮影時、次のすることを常にわかりやすくナビゲーションしてくれるので誰でも簡単に操作することができます。
数々の機能を装備したデンタルソフトウェアを搭載し、様々な角度からの詳細な審査・診断を可能にしました。
撮影終了後、数分で自動的に画像が完成するので、すぐに画像を確認することができます。
ファインキューブのviewerはDICOMをサポートしているので、簡単な操作でDICOMの入出力が可能です。出力したDICOMは、他の治療計画ソフト等で利用することができます。
パノラマサイズのコンパクトCT。
既存のパノラマ空間を有効活用し、最高の表現力を持つCT空間にすることができます。
※上図は本体寸法です。設置作業寸法に関しては、最寄の営業所へご確認ください。
今回の開発の根底になったもの。それは、viewerネットワークシステムの構 築です。通常、撮影装置の近くにfinecube serverを配置しますが、そこから離れたカウンセリングルーム・ユニット・院長室・オペ室などに置かれているコンピュータにLAN接続することで、 finecube server内に入っているデータを見ることができます。
Viewer ネットワークの利点は、
■finecube server上のviewer全機能がclientでも利用可能。
■ノートパソコン等でも2D/3D描画共にfinecube server上のviewerと同じように軽快な動作が可能。
■clientにデータのコピーを置く必要がないためデータの一元管理が可能。
ファインキューブのviewerがあなたの理想にしっかり応えてくれます。