当社でのデザインの仕事は、多岐に渡っています。プロダクトでは外装デザインや操作画面のデザイン。展示会のブースやショールームの改装提案。グラフィック業務では、製品のロゴや、販促カタログ、DMのデザイン。他にもポスターや、会社案内、社内報など、さまざまなデザインを手がけてきました。私がいつも心掛けているのは、こちらが意図したメッセージを、どのように表現したら相手にきちんと伝えられるかです。デザインが意図と違うと、商品の魅力が十分に伝わらなかったり、効率が悪かったり、事故につながったりしますので、デザインはとても大切な役割だと感じています。そして、そこに何か一つでも「いいね!」とときめきを感じてもらえる仕事をしたいと思っています。
一昨年、子供の出産にあたって、産前産後と育児休業を取得しました。休業前に復帰の意思を伝えていたので、休業中の業務は部署内で分担してもらい、育児休業があけてもスムーズに復帰できるように席を残していただけました。当社には、フレックス制度や勤務時間の短縮を利用して、産休・育休を経て復職し、活躍している先輩方がたくさんいます。休み期間中には、先輩のご自宅に遊びに行き、子育てや復職の悩みを相談したり、子供の服のおさがりをもらったりと、公私ともにお世話になりとても心強い存在でした。子供はすぐ病気になってしまうので、会社、家族や周りのサポートは必要不可欠ですが、当社での産後の復帰は、十分可能だと思います。
ときめく瞬間はたくさんあります。まず、デザインした製品の試作品や印刷物が実際に形になったときにときめきます。学生時代はデザインの構想だけで終わりますが、会社では自分の考えたデザインを、設計担当、協力会社など、社内外のたくさんに人と協力し、お金や時間をかけて、つくりあげていくのです。そして自分の手掛けたものが、一緒に働く仲間や歯科医の先生、患者さんに喜んでもらえる様子を見聞きできることが、何よりも嬉しいです。
仕事以外では今は子供が中心です。普段保育園に預けているので、その分、休みの日にたくさんふれ合って、我が子のかわいさにメロメロになります。子供は毎日色んなことを吸収してできることが増えて行くので、自分も負けられないなと思ったり、子供が私の少し落ち込んだ様子に気づいてハグしてくれたりすると、仕事も家のこともまた頑張ろうという活力になっています。